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コロナ禍で迎える夏のマスク生活をどう乗り切るか

コロナ禍で迎える夏のマスク生活をどう乗り切るか

公開日:2021.06.18

コロナ禍で迎える2回目の夏が近づいています。今夏は平年よりも気温が高くなることが予想されています。コロナワクチン接種が遅々としているなかで、コロナ感染予防上マスクの着用は不可欠ですが、夏場は発汗のためマスクが口元に付きやすく、息苦しさが増しがちです。こうしたなか、米国の疾病予防管理センター(CDC)は口とマスクが触れず息がしやすいマスクの着け方「ノット&タックマスク」を紹介しています。着用者の顔にマスクがしっかりとフィットし端の隙間が減るため、ウイルス暴露も大幅に低減されるようです。

CDCが提案する「ノット&タックマスク」

CDCがこのほど公式サイトなどで公開した不織布マスクの着け方「ノット&タックマスク」は、まずマスクを横半分に折り、マスクの両側の耳掛け紐をできる限りマスク本体に近い位置で結びます。そしてマスクを広げて両端の部分を内側に織り込み、立体的な形にするというものです。通常のマスクの着け方と比べて顔にしっかりとフィットし、口元の空間が広くなり、息がしやすくなリます。発汗する季節にみられるマスクが口や肌にくっ付く不快感はかなり解消されます。また、温度と湿度が下がった空気を吸うことが可能となるため、体への負担が少なくなリ、熱中症対策にもつながると思われます。とりわけ、子供は、成人と比較して皮膚から熱を逃すことが未発達なため、呼吸からの熱の放出割合が高く、呼吸時にいかに熱を逃すかが大切となります。

ノット&タックマスクの作り方動画(CDC公式YouTube)

飛沫粒子を通しにくくしマスクのパフォーマンスも向上

Brook JT, et al. Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)February 19, 2021/70(7); 254-257. より改変

また、CDCは、通常の医療マスクと「ノット&タックマスク」の着け方で、感染者の出す飛沫粒子がどれだけ暴露されるかを比較する実験を行いました。その結果、感染源がマスク非着用で受け手がマスク非着用の場合を「100パーセント暴露」とすると、受け手が通常の医療マスクの着け方だと7.5%しか飛沫粒子が減少しなかったのに対して、「ノット&タックマスク」だと64.5%の減少が認められました。すなわち、「ノット&タックマスク」は顔へのフイット感を高め、感染者の出す飛沫粒子を通しにくくする効果があることが明らかになりました。

これは米国のCDCが推奨する着用方法であり、大きめのマスクや単純な作りのマスクに適しているようです。
日本で流通しているようなもともと立体的に作られたマスクや顔のラインにぴったりフィットしたマスク、結ぶことで紐が極端に短くなってしまうマスクなどには馴染まないこともあるようです。

暑さが増して熱中症への警戒が必要となるなかで、コロナ感染予防のためのマスク着用は煩わしいところですが、マスクの着け方の工夫などで乗り切りたいものです。

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アソースナビ編集部

メディアスグループは、医療機器の販売を中心とした事業を展開しています。医療に携わる私たち(Medical+us)は、医療現場や人々の健康的な明日へ役立つ情報をお届けする情報発信源(Media)の役割も果たしていきたいと考えています。

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