
医療を止めない。
その責任を、医療の先へ。
当社にとってサステナビリティとは、「医療を止めない」という使命を将来にわたり果たし続けるための、経営そのものです。医療機器・医療材料の安定供給、緊急時の対応、有事に備えた物流体制。日々の事業活動の一つひとつが、地域医療の持続性を支えることに直結しています。
一方で、3,000人を超える社員を擁するグループとして、果たすべき責任は医療の領域にとどまらないと考えています。環境への取り組みについても、事業特性に即した実効性のある取り組みを着実に進めていきます。共同配送や帰り便の活用による輸送の効率化、梱包資材の見直しなど、物流の改善は環境負荷の低減にもつながります。事業の中に環境への配慮を根付かせていくことが、我々らしいやり方であると考えています。
地域社会に対しては、医療をより身近に感じてもらう活動を広げていきます。その一つとして、地域の医療機関の皆様のご協力のもと、子どもたちが医療の現場に触れる機会をつくる取り組みを、10年以上継続してきました。この活動から将来の医療従事者が生まれ、さらにこうした活動は、地域社会への貢献だけでなく、社員自身が医療を支える仕事の社会的意義や誇りを再認識する機会にもなっています。
そして、これらすべての土台となるのが「人」です。人材を宝とする文化を受け継ぎ、報酬だけでなく、公正な評価やキャリア形成、教育機会の充実を通じて、社員一人ひとりが誇りをもって働き続けられる環境づくりを進めていきます。世代によって仕事への価値観が変わりつつあることも受け止め、働き方そのものを進化させていきます。
持続可能な経営には、事業を支えるガバナンスも欠かせません。自社の常識や慣習にとらわれることなく、社内の「当たり前」が社会の「当たり前」と重なっているのかを問い続ける必要があります。ステークホルダーの視点で自らの企業活動を見つめ直し、リスクと機会を適切に評価する。その積み重ねが、社会からの理解と信頼につながるものと考えています。
医療、環境、地域、人材。これらはすべて私たちが「医療を止めない」という使命を将来にわたり果たし続けるために重要なテーマです。そのすべての取り組みを通じて、医療が途切れることのない社会を、次の世代へつないでいきます。
メディアスホールディングス株式会社
代表取締役社長 芥川 浩之